抜毛、薄毛、白髪の悩みを解決するコツ

脱毛症は脱毛症外来へ

脱毛や薄毛で悩んでいる人の多くは、まずドラッグストアなどに行き、
シャンプーを育毛シャンプーにしてみたり、育毛剤や養毛剤を買って試すと思います。
なかなか、「薄毛だから病院へ行こう!」と言う発想にはなりません。
ですが、ドラッグストアで市販されているものでは治らない脱毛や薄毛もあります。
例えば、円形脱毛症や、まだまだ若いのに禿げる、いわゆる壮年性脱毛症などです。
女性の薄毛も、頭皮トラブルやホルモンのバランスによるものなどが多いので、
薄毛対策シャンプーをドラッグストアで買っても、あまり効果が得られません。
場合によっては症状をひどくしてしまうこともありますから、
症状に応じた対応が必要です。

 

さて、薄毛や脱毛などの毛に関わるトラブルは、通常「皮膚科」で診てくれます。
普通「私薄毛で病院に通っているの!」と言う人はあまりいないのですが、
実際には、髪の毛の悩みで医療機関にかかっている人は意外と多いのです。

 

あまりにも脱毛で悩む人が多いので、大学病院などでは、
「脱毛症外来」など、髪の毛専門の外来を設けて対応しているところもあるほどです。

 

脱毛は、加齢やストレス、遺伝的な要素など、
色々なものが原因になっておきますが、
病院で治療を受けるべき脱毛症の一つに「円形脱毛症」があります。

 

円形脱毛症は、脱毛症外来の患者さんの90%以上を占めていて、
患者さんに男女差はなく、子どもから高齢者まで年齢的な特徴もありません。

 

円形脱毛症は、病原菌など外敵から身体を守る免疫のしくみが、
何らかの原因で髪の毛の製造工場である毛根を攻撃することによって起こります。
つまり、本来は「自己免疫疾患」です。

 

この円形脱毛症は、ストレスが原因になって起こることが多いので、
シャンプーを代えたり、育毛剤を使うなど、自己流で治そうと思ってもなかなか治りません。
症状は、軽度のものもありますが、重症化する事も少なくありません。

 

円形脱毛症の治療は、免疫のしくみを抑制するステロイド剤(副腎皮質ホルモン)の使用が中心ですが、
重症の円形脱毛症には、「PUVA」療法を併用する事もあります。

 

「PUVA」療法は、皮膚に長波長紫外線を当てて、
その刺激によって免疫のしくみを正常化するものです。

 

20代後半から40代にみられる、男性ホルモンが大きく影響する
「男性型脱毛症」に悩む人も多くいます。

 

男性型脱毛症は、本来体毛を増やす働きをする男性ホルモンが、
前頭部と後頭部に対しては、体毛を減らすように働きかけてしまうというものです。

 

男性型脱毛症の場合は、発毛剤や育毛剤の外用が中心で、
ミノキシジルを配合した製品は、効果が実証されています。
このミノキシジルは、男性ホルモンには直接作用せず、
血行を促進し、毛母細胞に働きかけることで効果を発揮するというものです。

 

また、フィナステリドという成分を含む、
男性ホルモンの活性化を抑える働きのある薬も男性型脱毛症の治療で注目を集めています。
フィナステリドは、最強の発毛剤といわれ、世界50カ国で販売されています。
日本でも数年前に厚生労働省の許可が下りているので、
使用しているという人も多いでしょう。

 

このように、脱毛症を治療する方法は色々あります。
脱毛症外来では、薬による治療だけでなく、毎日のヘアケアや生活習慣指導も行い、
間違ったヘアケアや乱れた生活習慣を正すように指導されます。

 

薄毛や脱毛が気になるのであれば、まずは、脱毛症外来を受診することをおススメします。
脱毛の種類や、ヘアケアの仕方などの指導を受けたり、
専門医に相談することで、気持ちが楽になり、症状が緩和する事も多く、
適切な治療によって症状が改善する人も多くいます。